大手建設技術マンの知って得する!?ブログ

大手ゼネコンに勤めて10年以上が経っている中堅社員のブログです。建設業の魅力、よくないところ、技術的な課題、最近の動向など建設技術マンとしての知識や経験を公開したいと思います。

【投資分析】東証P 2931 ユーグレナ

投資分析第2弾!

バイオ燃料で成長著しいユーグレナを取り上げたいと思います。

社名:ユーグレナ

社長:出雲充

時価総額:1,035億円(8/12現在株価終値916円)

資本金:199億円

売上高:440億円(2022.12決算予想)、前年同期比44.2%↑予想

EBITDA:21億円、前年同期比40%↑予想

 

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ユーグレナは「ヘルスケア事業」と「バイオ燃料事業」が主なビジネスです。

ヘルスケア事業では、「からだにユーグレナ」や「キューサイ」など高LTV商品群が底固く推移しており、健康食品で会社が成長してきました。

現状の売上高の99%はヘルスケア事業から生み出されています。

 

非常に有望視されている事業

バイオジェット燃料事業では、ミドリムシ光合成によりカーボンニュートラルを達成する技術を確立していますが、以下にある財務分析表からしても現状は赤字が続いています。

ただし、バイオ燃料に対する関心は世界的に急速に拡大しており、バイオジェット燃料のマーケットは2030年には6.5兆まで拡大すると予想されています。

欧州では既にバイオディーゼル燃料の取引はされており、200円/L程度です。

ユーグレナ陸・海・空で実績を作りました。ジェット旅客機、鉄道、大型フェリーなどです。

2025年には生産量が25万キロリットル以上作ることを目標としている。これは現行の販売価格1万円/Lと高額であるために、200円/L程度で販売できるようにするために必要な生産量です。

200円/Lで販売すると売上高500億でマージン20%は可能だと考えいます。

欧州にはネステというフィンランドの会社がありますが、40%と高い収益を確保しています。

仮にこれが実現できれば、ユーグレナは大きく成長を遂げ、日本を代表する企業

へと変貌することは間違えないでしょう。

また、バイオジェット燃料の開発・実用化は技術のノウハウが非常に重要であり、短期で事業化するのは非常に困難と言われています。

そこで、個人的な予想ではありますが、今後バイオ燃料の需要はさらに加速するため、大口の出資やTOBを含めた買収等が実施される日も遠くないのではないかと考えています。

まずは生産量を確保できる体制の確立、それによりコストを下げること。

燃料としての機能は証明されているので、この2点に尽きると思います。

 

ただし、あくまでも収益化されるのは2026年以降であり、長期的な目線が必要です。

私は個人的に100万円を投資して、2030年までは保有する予定です。


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ユーグレナ財務分析